こんにちは、ゼータです。
突然ですが、皆さんは「FP(ファイナンシャル・プランナー)」という資格をご存じでしょうか?
「お金に詳しい人が持っている資格でしょ?」
「なんとなく聞いたことはあるけど、何を勉強するのかわからない……」
「そもそも、資格を取って何の役に立つの?」
そんな人も多いのではないでしょうか。
実はFP3級は、これからお金について学びたい人にかなりおすすめの資格です。

個人的には、高校のカリキュラムに導入してもよいのではないかと思っています。
税金、保険、年金、投資、住宅ローン、相続など、私たちが生活していくうえで避けては通れない「お金の話」を幅広く学ぶことができます。
しかも、FP3級は比較的取得しやすい資格です。
合格率は8割を超え、初めにとる資格としてもおすすめです。
今回は、そんなFP3級について、
- FPとは?
- FP3級ってどんな資格?
- FP3級を取得するメリット
- 試験について
- おすすめの勉強法
について、簡単に紹介していきます。
FPとは?
そもそも「FP」とは何なのでしょうか?
FPは、ファイナンシャル・プランナー(Financial Planner)の略です。
簡単に言えば、
「人生に関わるお金について考える専門家」
です。

例えば、
「保険って入ったほうがいいの?」
「老後のお金はいくら必要?」
「NISAって何?」
「住宅ローンはどうやって選べばいい?」
「税金ってどうやって計算されているの?」
こういった疑問は、誰もが一度は考えるのではないでしょうか。
特に最近はお金の常識が一気に変わりました。デフレからインフレに変わり、うまい棒が15円します。
私が子供のころは10円だったので、1.5倍です。
また、しきりに「NISA」「投資」という言葉を耳にします。

「やったほうがいいのかな…でもよくわからない…!」「投資って怪しい、ギャンブルだよね?」
そう思って始められない方も多いはず。
FPでは、このような「お金」に関する幅広い知識を学びます。
FP3級で学ぶ内容は、大きく分けると次の6分野です。
① ライフプランニングと資金計画
人生設計や年金、社会保険などについて学びます。
「将来どれくらいお金が必要なのか?」
といったことを考える分野です。
この章を勉強して、「人生何とかなるな」と思えました。
そして、会社に感謝できるようになります。
「税金・社会保険料とりすぎだろ!」とは言えなくなるでしょう。
日本には、何かあった時の救済制度がめちゃくちゃ多いことを学びます。

② リスク管理
生命保険や損害保険などについて学びます。
「もしものときに、どのくらいのお金が必要なのか?」
という考え方ですね。
この章は、『お金の大学』や『この保険、解約してもいいですか?』という本と組み合わせると最強です。
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必要な保険を見極める力を鍛え、人生のリスクに賢く備えることができます。
③ 金融資産運用
株式、債券、投資信託など、資産運用について学びます。
NISAについて理解するうえでも役立つ知識です。
また、私が投資を勉強した本は「投資の超基本」という本です。投資の入門書として、とても分かりやすくまとまっています。
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④ タックスプランニング
所得税などの税金について学びます。
普段何気なく支払っている税金が、どのように計算されているのかを知ることができます。
副業を始める方や、ふるさと納税・iDeCoをする方には必須の知識ですね。
個人的に、ここが勉強していて一番楽しかったです。
⑤ 不動産
不動産の売買や税金、法律などについて学びます。
家を買う予定がない人でも、不動産に関する基本的な知識を持っておいて損はありません。
ここは個人的に結構難しく、勉強するのに時間がかかりました。
不動産はあんまり実生活になじみがないですからね。
⑥ 相続・事業承継
相続や贈与などについて学びます。

「相続なんてまだ先の話でしょ」
と思うかもしれません。
しかし、お金に関する知識は、必要になってから勉強するよりも、必要になる前に知っておくことが大切です。
だって、身近な人が亡くなってから勉強する気、起きないですよね?

残念なことに、そういった精神が参ったときに冷静な判断ができず、不利益を被るケースが多いです。
悲しみを増やさぬよう、今のうちから勉強しておくことは大切です。
FP3級の概要
では、FP3級とはどのような資格なのでしょうか?
FP技能士には、
3級 → 2級 → 1級
という段階があります。
その中でもFP3級は、いわばお金の勉強の入門編です。

金融や保険、不動産、税金などについて幅広く学ぶため、
「お金のことを勉強したことがない」
という人でも始めやすい資格になっています。
2級はもっと深く学びたい人、1級はFPとして仕事するときに箔をつけたい人、くらいの認識でいいと思います。ちなみに、1級の合格率は10%に満たないそうで、超難しいです。
仕事でお金関係を扱わないのであれば、3級で十分だと思います。
資格は時間・教材費・受験料のコストがかかるのでね。
そして、個人的にFP3級の面白いところは、
勉強した内容が、そのまま日常生活につながること
です。

学校では数学や英語などを勉強しますが、
「この知識、いつ使うんだろう?」
と思ったことはありませんか?
ユークリッドの互除法とか、あるいは平均値の定理とか。
ユークリッドの互除法は受験でさえ使わなかったんじゃないかな。
FP3級の場合は、むしろ逆です。
税金、年金、保険、投資など、大人になってから実際に関わるお金の話が次々と出てきます。
そのため、
「資格のために勉強している」
というより、
「生きていくためのお金の勉強をしている」
という感覚に近いかもしれません。

うっすら思っていた疑問がどんどん晴れていく感覚。
「もっと前から教えてくれよ!」
といいたくなること、間違いなしです。
FP3級を取得するメリット
では、FP3級を取得すると何が良いのでしょうか?
私が特に大きいと思うメリットは3つあります。
① お金の基本が学べる
これが一番大きなメリットです。
私たちは毎日のようにお金を使っています。
給料をもらい、税金を払い、保険に入り、買い物をし、場合によっては投資をする。
しかし、
「お金を使っているのに、お金について体系的に勉強する機会は意外と少ない」

のではないでしょうか。
例えば、
「所得税ってどうやって決まるの?」
「社会保険って何?」
「生命保険って本当に必要?」
「投資信託って何?」
「NISAって何が得なの?」
こういった疑問も、FP3級の勉強をすると少しずつ理解できるようになります。
もちろん、FP3級を取ったからといって、お金のすべてがわかるようになるわけではありません。
しかし、
「何も知らない状態」から「基本的な仕組みを知っている状態」になる。

これだけでも大きな違いがあります。
お金の世界では、知らないことがそのまま損につながることがあります。
だからこそ、最低限の知識を身につけておくことには価値があると思います。
② 心配事が減る
これもFP3級の大きなメリットだと思います。
お金について何も知らないと、
「将来のお金、大丈夫かな……」
「税金ってよくわからないけど、損してないかな?」
「保険ってこれでいいのかな?」
と、なんとなく不安になってしまいます。

しかし、仕組みを知ると、
「なるほど、こういう仕組みなのか」
と理解できるようになります。
もちろん、知識を身につけたからといって、お金の不安が完全になくなるわけではありません。
ですが、
「よくわからないから怖い」
という状態から抜け出せるだけでも、かなり違います。
ちなみに私は、雷が鳴ってもあまり動じません。
雷が光ってから雷鳴が聞こえるまでに時間差があることを知っているので、
「光ってから音が来るんだな」
くらいに思っています。
……まあ、雷が近いときは普通に怖いですが。
話がそれましたね。お金も同じなんです。
仕組みを知ることで、不安を減らすことができる。
これがFP3級を勉強する大きな意味の一つだと思います。
③ 次の資格につながる
FP3級は、さらに上の資格を目指すための入口にもなります。
「上位の2級・1級の入り口」
というだけにとどまりません。
不動産の勉強をするので、宅建に挑戦しやすい。税金の勉強が楽しければ、税理士を目指すきっかけになる。
法律についても扱うので、法律に興味を持つきっかけにもなります。

社労士の内容さえ、FPは勉強するのです。
もちろん、各専門家に比べたらほんのわずかな知識しか学べませんが、
「これ、面白い!」「もっと勉強したい!」
と思えるきっかけを作ることができます。
イメージは、高校の社会科目「現代社会」に似てますかね。
お金がかかわるイベントについて広く浅く学ぶのです。
ですが、生活に必要な最低限はしっかりとカバーしています。
FP3級試験について
ここまで読んで、
「じゃあ、実際に試験はどんな感じなの?」
と思った方もいるでしょう。
FP試験には「日本FP協会」が実施しているものと「金融財政事情研究会:きんざい」が実施しているものの二つがありますが、ここからは私が受けた前者、「日本FP協会」の試験について説明します。
FP3級の試験は、学科試験と実技試験に分かれています。
学科では、先ほど紹介した6分野から幅広く出題されます。
基本は〇×・3択問題で、一通り勉強していればそこまで難しくありません。

一方、実技試験では、実際の事例をもとにした問題などが出題されます。
「実技」と聞くと、
「何か実際に作業するの?」
と思うかもしれません。
しかし、FP3級の実技は、スポーツの実技試験のようなものではありません。
知識を使って、実際のケースについて考える問題です。こちらも3択問題が多いです。
そのため、
「知識を覚える」だけでなく、「その知識をどう使うのか」
も問われます。
また、FP3級は比較的取り組みやすい資格なので、
「資格の勉強をしたことがない」
という人にもおすすめです。
ただし、試験制度や受験料、試験日程などは変更される可能性があります。
受験を考えている方は、必ず最新の公式情報を確認してください。
ちなみに、実技と学科合わせて8000円くらいするので、受ける必要があるかどうかは一度考えるといいですね。
ここからは、私の体験談を書いていきます。
CBT試験と呼ばれる、PCを用いた試験で受験しました。ビルの3階の小さな試験室で受験したのを覚えています。

試験時間は60分ですが、〇×・3択なので正直20分くらいで終わります。実技は少し時間がかかりましたが、それでも30~40分くらいで解き終わります。
私が受けた時は、問題が難しかったです。
ビットコインの話題や、重箱の隅をつつくような問題がたくさんありました。
結果は学科53/60、実技75/100。余裕とは言えませんが、基準の6割は超えることができました。
ちなみに、勉強期間は3週間でした。我ながら、結構頑張ったと思います。
おすすめの勉強法
では、実際にFP3級を勉強するとしたら、どうすればいいのでしょうか?
個人的におすすめなのは、
「参考書を読む → 動画を見る→生活で使ってみる→問題を解く → 間違えたところを復習する」
という方法です。
「生活で使ってみる」という部分は、自分なりに取り入れた方法なのですが、とてもよかったと思っています。
勉強って、勉強自体に価値があるだけじゃなくて、使ってこそ真価を発揮すると思うんですよね。

ライフプランニングを学んだら、ライフプランを設計してみる。
税金について学んだら、節税法であるふるさと納税、iDeCoをやってみる。
保険について学んだなら、入っている保険を見直し、最適化する。
やっぱり、自分の人生に直接かかわることって、頭に入ってくるんですよね。
しかも、その知識は一生ものです。制度が変われば話は別ですが。
巷では「アウトプットが大事」と言われます。
FP3級については、ただ問題集を解くアウトプットだけでなく、「知識を使ってみる」というのが非常に大切だと思います。
おすすめの本
せっかくなので、私が使っていた参考書・問題集を紹介します。
・参考書
| FP3級 合格のトリセツ 速習テキスト 2025-26年版 (FP合格のトリセツシリーズ) [ 東京リーガルマインド LEC FP試験対策研究会 ]価格:1760円 (2026/9/4 22:38時点) 感想(6件) |
この参考書はレイアウトがきれいで、色使いもちょうどよくお勧めです。
解説も分かりやすく、今でも読み返すほど気に入っています。
・問題集
| 2026-2027年版 みんなが欲しかった! FPの問題集3級 [ 滝澤 ななみ ]価格:1760円 (2026/9/4 22:41時点) 感想(4件) |
私は、アウトプットを実生活で行っていたので、問題集では模試のような使い方をしていました。
出題範囲を網羅していて、おすすめです。レイアウトはとてもシンプルです。
実技問題も収録されていて、試験練習にはこの一冊で十分だと思います。
おすすめ動画

FPの動画を調べると必ず出てくる方です。ただ暗記するだけでなく、
「なぜそのような仕組みになっているのか」
ということをかみ砕いて説明されていて、とても分かりやすいです。
一つの動画が約10分なので、忙しい日にもサクっと勉強することができます。
本だけではわかりにくい部分はこの動画で勉強しました。
こういった有益な情報が簡単に手に入るのは、現代の特権ですね。
まとめ
FP3級は、
- お金の基本が学べる
- お金に対する不安を減らせる
- さらに上の資格や勉強につながる
というメリットがあります。
特に私がおすすめしたいのは、
「お金について何も知らない」という人です。
投資を始める前に。
保険を選ぶ前に。
家を買う前に。
老後について考える前に。
まずは、
「そもそもお金ってどういう仕組みになっているの?」
というところから勉強してみる。

FP3級は、その入り口として非常に優秀な資格だと思います。
資格を取ること自体が目的ではありません。
大切なのは、資格の勉強を通して、自分のお金について考えられるようになることです。
「お金のこと、よくわからないな……」
そう思っている人は、ぜひ一度FP3級の勉強を始めてみてはいかがでしょうか?
知らないより、知っていたほうがいい。
情報格差の社会を生き抜くうえで、盾にも剣にもなります。
それでは、よい生活を!


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